物価を図るものとしてカレーライス物価があるが今年2月に初の400円を突破、コメや野菜類の高騰が背景にあり2月以降も400円と高止まり、そんな中コスパ・タイパのよいキーマカレーが人気となっている。キーマはインドの言葉で細かいもの、レシピサイトクラシルではキーマカレーの検索数が前年比2倍、レシピ動画再生数カレー部門もキーマカレーが1位となった。今第2次キーマカレーブームが来たと話すハウス食品の売上は右肩上がり、2017年度から2024年度の間で160%伸長、背景にはコスパとタイパのニーズがありひき肉と玉ねぎだけで作ることができ比較的価格が安定しているものでの作りやすさが魅力になっているという。作り方は具材を炒め、水を入れ火を止めてルーを投入し火をかけて約15分で完成、食材費はトータルで4人前で約1400円、1人前は300円台だった。カレー総合研究所・カレー大學の井上代表は「節約時に最適なカレーだということ、カレーを食べる人にとっては救世主」とした。第1次キーマカレーブームは2008年ごろ専門店だけでなくカフェでもおしゃれなキーマカレーが登場、認知度が高まり家庭で作る習慣が普及した。
