千葉の県営住宅で暮らすスリランカ人ハリンダ・ウィジャヤラタナさんの台所。スリランカのカレー粉をストックし、スリランカの土鍋を使う。包丁は日本製。日本に来て間もない頃、寿司屋でバイトしていたときに包丁の扱いを学んだ。よく作るのはスリランカのカレー。6種類のスパイスで真っ赤な辛さに仕上げる。食材によってスパイスの組み合わせを変えるのがスリランカ流。週末によく料理をするという。車やバイクに憧れ、24歳で来日。自動車整備士の資格を取って就職した。妻は両親がスリランカ式の星占いで探し当てた。しかし、台所を汚すハリンダさんには辟易しているそう。4人の子どもは日本育ち。スリランカ式の食事はワンプレート。手で混ぜ合わせて食べるのが1番美味しいそう。カレーに合うのは豚汁で、カレーのあとに出す。ハリンダさん家族は、日本の料理を出すと「いただきます」と言って食べる。最初は日本でのコミュニケーションに苦労していたが、そんな中で助けになったのが志村けんさん。日本人が「バカだろ」を2つの意味で使えることを学んだ。マイホームの夢が叶い、新居での最初の料理は船橋市地方卸売市場で仕入れた食材を使った海鮮丼。寿司や刺身がときどき食べたくなるという。スリランカ料理は100%スリランカの味付け、日本料理は100%日本の味付けでミックスせず、どちらのいいところも自分のものにして生きているという。
