今週は月間MVP&週間MVPのW受賞となった大谷翔平。前半戦に見せた進化に迫る。WBCの激闘からわずか9日、2年連続で開幕戦のマウンドに上った大谷。勝利投手とはならなかったものの、6回無失点10奪三振の好投をみせた。先発2試合目で今シーズン初勝利をあげると、開幕から圧倒的な投球で自身4連勝。その投手・大谷を支えていたのが魔球”スイーパー”。開幕から1カ月、投球の半分を占める武器となっていた。しかし5月以降スイーパーを打たれる場面が増え、開幕当初のように圧倒的なピッチングができない試合が続いた。そんな中5月22日のツインズ戦、スイーパーの割合を減らし5つの球種をまんべんなく投げ今シーズン最高タイの空振りを奪った。球種の割合を意識していたという大谷。自身初登板となったドジャース戦では序盤から奪三振ショー。奪った12個の三振のうち7個はストレートで奪った。
大谷の変化は打球でもみられた。4月27日のアスレチックス戦、足を上げたフォームで打ちにいくも空振り三振。軸足をしっかり使いたいという意味でそのようにしたという。するとすり足に戻しても軸足を使えたのかヒット。第5打席でも6号HR。さらに翌日には2ベースヒットと3ベースヒットを放った。しかし5月中旬以降は打撃不振に。19日からの10試合で打率は1割3分5厘に終わった。すると5月最終日に復調を見せる打席が。第1打席でセンターフライとなった打球と同じボールを、第2打席ではバックスクリーンに放り込んだ。6月に入ると第2打席で14号HR。さらに15号HRも決め今シーズン初の1試合2HRとなった。手応えを感じていたという大谷はその後もHRを連発。28日の二刀流試合は、投げては7回途中1失点の10奪三振。打っては第1打席に27号HRを放つと、その後28号HRも記録。二刀流試合初のマルチHRとなった。
大谷の変化は打球でもみられた。4月27日のアスレチックス戦、足を上げたフォームで打ちにいくも空振り三振。軸足をしっかり使いたいという意味でそのようにしたという。するとすり足に戻しても軸足を使えたのかヒット。第5打席でも6号HR。さらに翌日には2ベースヒットと3ベースヒットを放った。しかし5月中旬以降は打撃不振に。19日からの10試合で打率は1割3分5厘に終わった。すると5月最終日に復調を見せる打席が。第1打席でセンターフライとなった打球と同じボールを、第2打席ではバックスクリーンに放り込んだ。6月に入ると第2打席で14号HR。さらに15号HRも決め今シーズン初の1試合2HRとなった。手応えを感じていたという大谷はその後もHRを連発。28日の二刀流試合は、投げては7回途中1失点の10奪三振。打っては第1打席に27号HRを放つと、その後28号HRも記録。二刀流試合初のマルチHRとなった。