ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスが7日、イスラエルに向けて開始した軍事作戦で3500発以上のロケット弾を発射した。イスラエル側では民間人を含め少なくとも250人が死亡、1500人がケガをした。イスラエル軍は報復としてガザ地区を空爆し、パレスチナ側は死者232人、けが人1697人にのぼっているという。中林美恵子は、ここの地域は特にアメリカが仲介してイスラエルとパレスチナも含めてサウジアラビアなどとも和平をやっていこうということで、パレスチナが譲歩してしまうとハマスは自分達の立ち位置が霞んでしまうということで焦ったのではないかという指摘もあるという。ただ、こういう状況をイスラエルが経験するとパレスチナ自治政府との交渉で譲歩するわけにいかなくなってしまうのでまた荒れていくのではないかという心配な状況だと説明していた。