ガザ地区の停戦交渉でイスラエルとイスラム組織ハマスの隔たりが大きく、「停戦への合意は崩壊寸前」と米国のメディアが報じた。交渉次第でイランがイスラエルへの攻撃を示唆している。米国メディア「ポリティコ」は21日、米国とイスラエルの当局者の話として、今回の停戦案にはハマスとイスラエル双方の要求に合わせた条件が含まれ、これまでで最も有力だと報じた。一方で、ハマスが合意を受け入れないとしていることや、人質解放の明確な道筋がないことから「停戦への合意は崩壊寸前だ」との見方も示したとのこと。交渉の行方次第では、ハマスの後ろ盾であるイランなどがイスラエルへの攻撃を示唆している。