就任を翌日に控え、首都・ワシントンで集会を開いたトランプ次期大統領。就任初日の20日に多くの大統領令に署名し、「バイデン政権の政策を大きく転換させる」と宣言した。そして不法移民対策をめぐっては、「アメリカ史上最大規模の強制送還をはじめる。あすの日が暮れる頃には国境への侵略が始まることになる」などと述べた。また、外国から輸入される製品に追加で関税を課すことなどを通じ、「アメリカ国内に多くの工場を戻し雇用を創出する」と訴えたほか、アメリカ国内での化石燃料の増産を進める考えを示した。一方、ガザ地区で停戦合意が実現したことについては、「自らの成果」と強調した。トランプ氏は日本時間あす未明に行われる就任式で宣誓し、第47代のアメリカ大統領に就任する。