渡辺篤史が東京都府中市の橋井邸を訪れた。山野草が迎えるアプローチの先に木造の平屋が建っていた。庭続きの隣は娘家族の家。庭は造園家が手がけ野山の景色を写したという。縁側から入る玄関はあえて仕切らずLDKと一体になっている。床材は桐。ウッドデッキはセランガンバツ。屋久杉の食卓がダイニングの中心にあった。キッチン下の食器入れにはティーカップがたくさんあった。旅行に行くたびに1つずつ買い揃えたという。床下にはコンセントがあった。キッチンには固定コンロはなく、ポータブルのIHコンロを使っている。家づくりのコンセプトは「風が見える庭」。リビングから庭が一望できた。