- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 駒村多恵 打越裕樹 松尾スズキ
オープニングの挨拶。
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- 第5世代移動通信システム
ゲストは「大人計画」主催の松尾スズキさん。大人計画には平岩紙さん、上川周作さん、「あまちゃん」脚本家の宮藤官九郎さん、「いだてん」の阿部サダヲさんなどがいる。大人計画は今年で結成36年で、松尾さんはほとんどの作品の作、演出を手掛けている。映画界ではこれまで6本の作品を担当している。人気俳優とタッグを組んだコント番組の脚本、演出を手掛けている。作家としてはこれまで芥川賞に3回ノミネートされている。去年は初の個展「生誕60周年記念 art show 松尾スズキの芸術ぽぽぽい」を開催した。現在「ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-」の上演中。
阿部サダヲさんは松尾スズキさんについて「自転車を買ってくれて、九州のカッコイイ男」「映画監督の時、トイレに台本を落として洗っていた」「柔らかいうどんが好き」などと語った。去年還暦を記念して開かれた初の個展「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」で展示されていた作品をスタジオで紹介。「濁流」は本人が描かれており、個展に出てくるキャラクターをまとめて描いている。「シン・ヒョットコ」はコロナ禍で描き始め、飾るために自分で描いたものだという。個展の後に描かれた絵画はタイトルはまだなくコラージュ作品で、台湾で売られていた絵を切り貼り直し、上から描き足したもの。コロナ禍で描き溜めていたものを発表しないかと言われ、青山のスパイラルホールで個展を開いたが、描いてた絵だけでは足りずさらに描き足したという。全部で約300点あったという。会場で流れていた音声ガイドは松尾さんが台本を書き、吉田羊さんとともに吹き込んだもの。
個展「生誕60周年記念 art show 松尾スズキの芸術ぽぽぽい」の音声ガイドを紹介。吉田羊さんからのメッセージを紹介。音声ガイドを吹き込んだ時について「音声ガイドの体をした音声コント、つまりこれも一つの作品。視覚、聴覚両方で松尾さんの頭の中を覗ける贅沢な体験」と綴った。絵は赤塚先生に影響を受けてるとし、芝居にも影響を受けていると思うと語った。大人計画について、松尾さんが25歳の1988年に旗揚げをし、当時は情報誌のぴあで募集していた。元々サラリーマンとして上京し、仲間とともに劇団を始めた。当時集まったのは4人で、1人が稽古中に辞めたという。1988年の旗揚げ公演について、新宿の小さな劇場で別の劇団がやった後の桟敷席でタダでやらせてくれる企画があり、そこで5人でやったという。1989年、3作目の「マイアミにかかる月」を上演し、バラエティ番組に出演した。1991年には宮藤官九郎さん、1992年には阿部サダヲさんがオーディションを経て入団された。阿部サダヲさんはオーディションについて「払うお金を渋ってて印象がよくなかったみたいで、なんで受かったか分からない」と語った。
松尾スズキさんは「阿部サダヲさんはオーディションに軍服を着てて、顔色悪くて目つきも悪く、落としたら何されるか分からないと思ったが、即興劇が面白くそこに賭けてみたんだろう」と語った。宮藤官九郎さんは作家募集の際に入り、作家は他に2~3人いたが宮藤官九郎さんが生き残ったという。オーディションはしなかったが書いたものを見せてもらったら面白く、佇まいが気に入って合格したという。荒川良々さんについて、別の劇団で5~6人でやってたが面白くて引き抜いたという。2000年に平岩紙さんが加入された。大人計画のオーディションの選考ポイントは「恥ずかしさを持ち合わせているか」。松尾スズキさんは「人の書いたものを実体化するのが仕事なので、そこを履き違えている人はバイバイ」と語った。芸名について、松尾さんが売れてほしいと思いつけており、変わった名前で統一したかったという。現在上演中の作品「ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-」。
上演初日まで1週間を切った今月6日の「ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-」の舞台稽古の様子を紹介。舞台は新宿歌舞伎町で、薬剤被害で障害児として生まれたふくすけと欲に突き動かされる人らの姿を描く。阿部サダヲさんは少年鑑別所を出て日本舞踊団に弟子入りした男を演じ、黒木さんは盲目の女性を演じる。2人は夫婦となり、男は警備員として働きながら歪んだ愛情を女に注ぐ。黒木さんはこの公演が松尾さんの舞台初参加である。松尾スズキさんは黒木さんを選んだ理由について「約10年前から自分の芝居を見てくれて仲良くなり、いつか出てほしいという話をずっとしていた。今回この役が合うと思い、オファーした」と語った。初演は1991年で、宮藤官九郎さんの初舞台である。今回で4度目の上演となり、エンタメ寄りにショーアップされている場面もあるという。
気象情報を伝えた。
ゲストは松尾スズキさん。視聴者からはあまちゃんのマスターのイメージとの投稿が複数寄せられていた。本人は覚えていないなどとあまちゃん当時のセリフについてコメントしていた。歌舞伎町に初めて行くときの心構えを問われ「気をつけて歩いて」などとコメントし具体的には言えないなどとしていた。また、メル・ブルックスという映画監督が好きで現代版のチャップリンみたいと評し、その人のパロディー精神に影響を受けていると明かした。黒木華からの質問「カラオケの十八番は?」に対しタイトルは思い出せないが「完全無欠のロックンロール‥」というやつなどとした。4年前から劇場シアターコクーンの芸術監督を務め、今年4月には俳優養成所を開校。芸術監督の要請があったときに出した条件が新人の養成をやらせてほしいということだったという。大人計画は高齢化が進んでいて一番新人ですら40代、高齢の人に合わせて物語ばかり書けないので若い人に育ってもらわないと自分の作家生命にも良くないと思い育成に乗りだしたという。自分のことだけ考えている場合ではない、目先のことだけではだめなどと松尾スズキ氏は話した。
ゲストはブラスト!。マーチングバンドをベースにした音楽ショー。英国・ロンドンでの初演から25年。2001年にブロードウェイに進出しトニー賞とエミー賞を受賞するなど超一流のパフォーマーたちが繰り広げる圧巻のショーは世界中で人気を集めている。これまで日本でも12回の公演を数え130万人以上を動員してきた。
ブラスト!が「ボレロ」を披露した。
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- ボレロ
ブラスト!の演奏について、松尾さんは「素敵ですね」とコメント。メンバーが自己紹介とともに挨拶した。ブラスト!は10種類以上の金管楽器と50種類以上の打楽器を使ってパフォーマンスする。本日は11人が出演したが、メンバーは全部で34人。うち日本人メンバーは4人。元はアメリカで生まれたショーで、マーチングバンドを舞台に持ってきてショーアップしたもの。メンバーの石川直さんは、20年以上ブラスト!に参加している。
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- ブラスト!
視聴者からのお便りを紹介。前回のツアーも家族みんなで出かけ、当時反抗期だった息子も珍しく行って、息子・娘も大興奮だったとのこと。カリフォルニアのディズニーランド内でのショーでブラスト!に出会ったという声もあった。
園芸研究家・小笠原誓さんが「涼を呼ぶ植物(釣り忍、シラサギカヤツリ)」を紹介。江戸時代の水や花を売る模様は花江戸絵劇場水売り・花売り(雑花園文庫所蔵)に描かれている。
園芸研究家・小笠原誓さんが「涼を呼ぶ花(曜白アサガオ、キキョウ)」を紹介。花見画七月朝かほ(雑花園文庫所蔵)では江戸時代のアサガオの様子が描かれる。
園芸研究家・小笠原誓さんが「涼を呼ぶ斑入り植物(ハナショウブ、ツワブキ、風知草、半化粧、キボウシ)」を紹介。草木錦葉集(雑花園文庫所蔵)には斑入り植物が描かれる。
次回は火曜日。みんな!ゴハンだよははんぺん&豆腐でうな丼。
視聴者からのお便り。松尾さんのファンアートも多く寄せられている。松尾さんはミュージカル「キャバレー」のカーテンコールで「妖怪人間ベム」を歌っていたのが印象的だったという声やなどが寄せられている。
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