- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 野口葵衣 打越裕樹
出演者らが挨拶し、オープニング映像。
東京都知事選挙で、3回目の当選を果たした小池知事。都庁で大勢の職員から拍手で出迎えられた。このあと、都議会の各会派に対するあいさつ回りへ。3期目に向けた抱負について小池知事は「チルドレンファーストの政策、財政の裏付けをきっちり取りながら公約をできるだけ速やかに戦略的に取り組んでいきたい」とコメント。石丸伸二氏は政党の支援は受けなかったが2位となった。国政について「選択肢としては当然考える」などとコメントした。立憲民主党と共産党が支援した蓮舫氏が3位となったことに、立憲民主党では衝撃が広がっている。党内からは「党の勢いは間違いなく止まる」という声や、「共産党との連携を前面に出した野党連携の在り方が改めて問われる」といった指摘が出ている。立憲民主党・大串選対委員長は「結果をよく分析しそれに基づいて次につなげていけるように考えていきたい」、共産党・小池書記局長は「どういう教訓を引き出すのかについては市民、野党と率直な議論を行いたい」とコメント。
都議会議員の補欠選挙。自民党は8つの選挙区に候補者を擁立したが、結果は2勝6敗。選挙前の5議席を下回る2議席の獲得にとどまった。自民党では、今回の結果を深刻に受け止める声が相次いでいる。議員からは岸田首相の辞任について言及。今回の結果が総裁選挙の行方に影響することも予想される。岸田首相は「結果は真摯に受け止め今後に生かしていかなければならない」。また、総裁選挙への対応については「先送りできない課題に全力で取り組んでいかなければならない」などとコメント。
沖縄の米軍普天間基地の名護市辺野古への移設を巡り、国は8月以降に軟弱地盤のある大浦湾側で新たな護岸の整備に着手することにしている。防衛省関係者によると国は8日、護岸を造るのに必要なくいを打ち込むための試し打ちを開始したということだ。移設に反対する沖縄県は、海にくいを打ち込む作業は試験ではなく改良工事の着手だとして試し打ちも含め中止を求めている。
昨年度の自衛官の募集は、およそ1万9600人の採用計画に対し1万人弱の採用にとどまり達成率は51％だった。これはこれまで最も低かった1993年度の56％を下回り、1954年の自衛隊の創設以来、最も低くなった。防衛省は給与などの処遇改善のほか、AI・外部人材などの活用を進める必要があるとして具体的に検討していくことにしている。
男女ともに初のメダル獲得を目指す7人制ラグビーの日本代表の選手たちが、会見で意気込みを話した。男子は開幕前の今月24日、初戦で強豪・ニュージーランドとの対戦が予定されていて、日本選手団で最初に競技が行われる。女子日本代表キャプテン・平野優芽選手は「全員で体を張って動き続ける」と決意を述べた。サッカー女子・なでしこジャパンは、本番に向けて、4日間の合宿がスタートした。選手たちは1対1の場面での攻撃の仕掛けなどを確認し、初日から強度の高いメニューをこなしていた。
来月開幕するパリパラリンピックに向けて、車いすラグビーの日本代表に内定した選手たちが会見。日本は2大会連続で銅メダル（リオデジャネイロパラリンピック、東京パラリンピック）。エースとして長年チームを引っ張ってきた池崎大輔選手は「世界一になれる強さを持っている」などと述べ、初の金メダル獲得に自信を示した。男女混合の競技、車いすラグビー。倉橋香衣選手は、女子選手でただ1人代表に内定。2大会連続の出場となる。倉橋選手は「全部楽しんで、全力で取り組めたらいい」などとコメント。
鳥取県若桜町で認知症の女性が病気に発症する前に描いた絵の展覧会が先月開かれた。主催したのは視覚障害のある女性の夫・松岡義人さん。55年前に結婚した二人はいつも一緒に旅行を楽しんでいた。しかし女性は9年前に認知症を発症。病状が悪化して3年前から入院し、二人はめったに会えなくなった。入院して間もないころ、部屋を掃除しているときに20年以上前に描かれた花の水彩画25点を見つけた。特に印象だったのはひまわりの絵。かつて二人で旅行中に見たひまわり畑の光景が目に浮かんだという。義人さんは去年から展覧会の準備を進め、迎えた展覧会初日。続々と訪れた来館者たちは2人の思い出が詰まったひまわりの絵をじっくりと見ていった。面会の日、義人さんは病院へ向かい、思い出の花々について語りかけた。義人さんは朋子さんへ毎週手紙を届けている。これまで3年間で400通近くになる。
為替と株の値動きを伝えた。
米国・テキサス州などの乳牛からH5N1型の鳥インフルエンザウイルスが検出されている。東京大学新世代感染症センターの河岡義裕特任教授らのグループがイタチの仲間のフェレットを使った実験の結果、このウイルスに飛まつで感染する性質があることが分かったとネイチャーで発表した。研究を発表したのは東京大学新世代感染症センター・河岡義裕特任教授らのグループ。米国ではことし3月以降、乳牛からH5N1型の鳥インフルエンザウイルスが相次いで検出されていて、ヒトへの感染も確認されている。実験によると、ウイルスをフェレットに感染させ別の4匹をそれぞれ近くで飼育。その結果ウイルス未検出も1匹が抗体陽性で限定的だが飛まつによる感染が起きたとしている。グループによるとH5N1型のウイルスについてはこれまで、哺乳類で飛まつによる感染は確認されていなかったとのこと。河岡特任教授は「日本でも牛への感染が起きた場合にすぐ検出できる体制が必要だ」とコメント。
東京電力は猛暑の影響で電力需要が増したことで、8日午前9時から正午まで、中部電力の管内から最大20万キロワットの電力融通を受けたと発表した。厳しい暑さで他の電力会社から融通を受けるのは約2年ぶり。発電事業者「JERA」は停止していた千葉・神奈川の火力発電所も稼働し、福島県や茨城県などの火力発電所の出力を引き上げるなどの対応をとっている。今年5月の基本給などにあたる所定内給与は26万3539円と前年と比べて2．5％増加し約31年ぶりの高い伸び率になった。一方で、物価の変動分を反映した実質賃金は前年同比で1．4％減少し、マイナスは26か月連続（毎月勤労統計調査（5月分速報値））と過去最長を更新。依然として物価の上昇に賃金の伸びが追いついていない状況が続いている。
今年3月、人口134万人の政令指定都市・さいたま市でも路線バスが廃止された。そこで急遽乗り合いタクシーが導入され、住民の足は確保されたが、影響が出ている。さいたま市岩槻区の東武野田線・岩槻駅。4月から導入された乗り合いタクシーは岩槻駅とJR宇都宮線の蓮田駅を結んで1日10往復運行されている。3月まではこの区間を路線バスが走っていた。約6キロの区間で人口が密集している訳では無いが周辺の企業や病院への通勤、地元の住民が駅へ向かう為の生活の足として使用されてきた。コロナ禍以降乗客は減っていたものの、年間6万人余りの利用があった。しかしバス会社は運転手不足の深刻化や収支悪化を理由に、1年ほど前に廃止を決定した。さいたま市は他のバス会社に代わりの運行を打診したが、すべて断られた。急遽乗り合いタクシーとして地元のタクシー会社に運行してもらうことになった。乗り合いタクシーになっても料金や停留所、便数は大きくは変わらないが、乗り合いタクシーの定員はわずか9人。路線バスとは比べ物にならない。朝の通勤時間帯には乗り切れない人が出ることもある。こうした場合は乗り合いタクシーのドライバーが、他のタクシーを停留所まで呼ぶ。また乗り合いタクシーの運行は原則平日のみで、土日祝日の運行がなくなった。乗り合いタクシーは通常のタクシーと大きさが異なる為、運転手を新たに採用しようと募集。何とか専任の運転手を2人確保したが安定的な運行の為に他の運転手がカバーできるよう運行開始後も研修を続けるという。
「7」と「8」の語呂合わせから7月8日は「チキン南蛮の日」として日本記念日協会に登録されている。発祥の地とされる延岡市の小学校では、子どもたちがチキン南蛮のルーツなどについて学び、給食ではキン南蛮を食べた。
富山・入善町特産の「入善ジャンボ西瓜」の収穫を前に、生産者などが畑を回り育ち具合を確認した。今年の生育は順調で、県内外に7000玉の出荷を目指している。入善町ジャンボ西瓜生産組合・森下さゆり組合長は「みなさん楽しみにお待ち下さい」とコメント。
仙台七夕まつりを前に仙台・若林区で七夕飾りの制作作業がピークを迎えている。仙台市の紙の卸売り会社は企業などからの七夕祭りの注文を受けている。紙卸売会社・佐藤卓央社長は「近寄っていける飾りなので、全身で七夕を感じてもらえれば」とコメント。
紫式部のゆかりの寺、京都・上京区・廬山寺でキキョウが見ごろを迎えている。源氏庭ではおよそ1000株のキキョウが育てられている。今年は大河ドラマ「光る君へ」のファンが各地から訪れている。
津波から避難するときは、渋滞や混雑を避けるため車ではなく徒歩での避難が原則とされている。一方自力で避難できないお年寄りや、重い病気を持つ人など、車でしか避難できない事情を抱える人も少なくない。南海トラフ地震で34メートルの津波が想定されている高知・黒潮町では、10台が参加して車を使った避難の訓練が行われた。今年4月に震度4を観測した黒潮町に住む宮地敏行さん、美さん夫妻。自宅から高台までは、急な坂を上り徒歩で約10分かかる。敏行さんは心臓の病気を抱えているため、負担を考えてくるまでの避難を選択した。体が不自由な人や高齢者などの要支援者は避難に時間がかかるため、個別の避難計画をつくり車での避難を認めている。南海トラフ巨大地震が起きた場合、車で非難する住民は更に多くなる恐れがある。このため安全確保しながら避難できるか検証しようと車を使った避難訓練が行われた。訓練の後、町の職員が参加した住民たちに車での避難の課題について聞き取った。車と歩行者の避難は両立できるのか、今後も課題を検証し対策を検討していくことにしている。地元の住民たちとともに防災対策に取り組んでいる九州大学の杉山准教授は、車避難が一部の住民にとって有効な手段だと認めたうえで、あらかじめ避難のルールを決めておくことが重要だと指摘。
中国・上海とフランス・マルセイユを結ぶ直行便が就航。地元経済の活性化に期待する現地ではお祭り騒ぎで歓迎した。
米国・ノースカロライナの住宅の庭に宇宙ゴミが落下した。数日前には今回とよく似た塊が近くの町で発見されている。専門家は民間企業スペースXの宇宙船が2つの落下地点の上空を通過した可能性を指摘。