テクノロジーを駆使して作られたリアルタイムの海洋モデル予測。その後も更新される最新の海洋モデル予測を確認しながら漁場を決定。確実に漁獲を増やした。この事業に参加する3社は定期的に会合を開催。それぞれが漁業のスマート化ビジネスを拡大している。データを解析するオーシャンアイズはインドネシアのキハダマグロ漁でも予測システムを100隻以上の船に提供。観測データをもとに漁場の潮の流れの早さなどを色分けし、漁にいかしている。また、通信を手がけるKDDIも、京都のトリガイの養殖でIoTの活用を勧めている。現場で漁師と向き合う水産研究教育機構・開発調査センター・鈴木大智調査員は、テクノロジーの活用が漁業の未来につながると期待している。