今回は料理が楽しくなるキッチン整理術を紹介する。今回の達人は整理収納アドバイザーの大塚奈緒さん。島田とも子さんの家を訪れた。使いづらいというキッチンを見せてもらった。一見するときちんと整理されているようだが、島田さんによると、コンロの周りに出しっぱなしにしているモノが多いので料理して油がとぶと掃除が大変なのだという。また、調理スペースが狭い事も悩みなのだという。島田さんにキムチ炒飯を作ってもらっている間に問題点をチェックする事に。悩みはタオルが後ろ側である事。シンク下は低すぎる。また、引き出しにタオルが巻き込まれてしまう。悩みは傷だらけのまな板。大塚団がおすすめするまな板の交換時期は2年。まな板を2年程使うと雑菌等がたまり黒ずみやカビが発生しやすくなる。悩みはコンロからフライパンが遠い事。悩みは調味料が多すぎて選びづらい事。キムチ炒飯が完成した。しかし、キムチをカットしたまな板が残された。洗っても汚れが落ちない。悩みをまとめると、不便な動線・ごちゃついたコンロ周り・ぬめぬめするシンク・傷ついたまな板の4点。
ここからは大塚さんによる料理が楽しくなるキッチン整理術を紹介する。大塚さんによると、キッチンの上にモノを置かないようにする事がポイントだという。賞味期限切れのものや空ビンで収納スペースを無駄にしていた。全て取り出して掃除をした。大塚さんによると、ペットシーツを引き出しの中に入れる事で掃除の必要がなくなるのだという。調味料にラベルを貼り、ラベルに中身を明記してコンロ下に収納した。調味料は斜めにカット。斜めにカットして中身を取り出しやすくする。フライパンもコンロの下に収納する。この際、ブックスタンドを使用する。裏に耐震ジェルを貼るのがポイントだという。フライパンをここに収納した。余ったスペースには調味料を収納する。コンロしたにフライパンを収納した。また、引き出しの下には調味料のストック等を収納した。鍋はシンク下、フタはコンロ下に収納するのがおすすめ。やかんなどもシンクの近くに収納した。これでコンロ周りがスッキリした。ボウルや調理器具はシンク下の収納に入れる。グラスは食器棚へ。食器用フキンはシンクの上へ。ごちゃついたコンロ周り問題が解決した。シンクにある三角コーナーがぬめぬめしている事も島田さんの悩みだという。排水口の受け皿を三角コーナー代わりにする事でシンクを清潔に保てる。ぬめぬめするシンク問題が解決した。続いて、タオルの動線問題。シンク下収納用タオルハンガーを使う事でこの問題が解決した。キッチンが変身して掃除が楽になった。