韓国統一省が脱北者6351人を対象に北朝鮮にいた当時の政治や経済、社会に対する考え方や意識を調査した。金日成主席から金正日総書記までの2000年以前に脱北した人と金正恩総書記が最高指導者になってからの2016年~2020年までに脱北した人で比較すると権力に世襲については否定的と捉えていた人は2000年以前は22.7%だったがその後は54.9%まで増加した。1日の食事回数は1日3食だったのが2000年以前は32.5%だったがその後91.9%と約3倍に増加した。北朝鮮ではチャンマダンという市場が広がっていったとのこと。金正恩総書記の体制になり配給制度が崩壊しチャンマダンの広がりを黙認したという。韓国や中国のドラマを見たことがあるかについては2000年以前は8.4%だったが、2016年~2020年には83.3%に増えた。しかし当局の監視の目も強まったとのこと。地方経済に関しては20×10という政策をしようとしていて1年で20箇所に新しい工場を建て10年続けることで地方の生活水準をあげるという。サゴパンシクという独特の思考方式があり体制を守って次の世代が安心して平和に暮らせるためには核ミサイルが開発を進めるしかないという考え方がある。次の象徴にされているのが金総書記の娘とのこと。
核ミサイル開発を加速させていく土台になっているのが2021年に打ち出した国防5か年計画がある。個体燃料式のICBM、戦術核兵器の開発、軍事偵察衛星の運用などが進められていて 来年までに計画の実現を目指している。北の本音としてはアメリカと上手く付き合っていきたいという。北朝鮮はアメリカと対等でためには核保有国である必要があると考えている。日本としては北朝鮮独自の思考方式を知ること、粘り強い外交を進めていくことが大切になる。
核ミサイル開発を加速させていく土台になっているのが2021年に打ち出した国防5か年計画がある。個体燃料式のICBM、戦術核兵器の開発、軍事偵察衛星の運用などが進められていて 来年までに計画の実現を目指している。北の本音としてはアメリカと上手く付き合っていきたいという。北朝鮮はアメリカと対等でためには核保有国である必要があると考えている。日本としては北朝鮮独自の思考方式を知ること、粘り強い外交を進めていくことが大切になる。