ロシアのウクライナ侵攻に北朝鮮が参戦。韓国はこれまで間接的にウクライナを支援してきたが、新たな対応を迫られる可能性も指摘されている。ロイター通信は「北朝鮮の部隊の動きを監視し分析するため、韓国軍の兵士からなるチームがウクライナに派遣されることが検討されている」と伝えている。ワシントンで米国と韓国の外務防衛の閣僚会議「2プラス2」が開かれた。記者会見で米国・ブリンケン国務長官が言及したのは北朝鮮の後ろ盾でもある中国の役割。中朝は1400kmに及ぶ国境で接し、人と物の往来が続いてきた。先月、国交樹立から75年となるのに合わせて習近平国家主席と金正恩総書記が祝電を交わし友好関係を引き続き強化していく姿勢を強調したと伝えられている。金正恩総書記は今や中国に加えてもう1つ、ロシアという後ろ盾も得た形。中国の影響力が、その分低下しているとの見方もある。北朝鮮の参加で戦争が国際化していく様を目の当たりにしているなどと伝えた。