北朝鮮メディアは年末に開かれた朝鮮労働党の重要会議で、金正恩総書記が日米韓同盟が侵略的核軍事同盟として膨張している。韓国が前哨基地となっているとした上で超強硬対米対応戦略を示したと報じた。日本と韓国に対して北朝鮮はどう対応してくるのか。朝鮮半島情勢に詳しい毎日新聞の客員編集委員・鈴木琢磨さんは石破政権の状況を見極めている。対日関係の改善は急いでいない。韓国はすでに突き放しているし、大混乱の状態だからどうにかしようという考えはないと述べた。トランプ次期大統領は金総書記との首脳会談に向けた動きをしているのに対して、金総書記が強硬な対米対応戦略を示したことについては北朝鮮はロシアとの軍事的な強い協力関係ができた。より強い立場で米国に対し軍事的な圧力をかけながら核保有国と体制保証を追求していくだろうと分析した。杉村太蔵は最近は金体制に忠誠を誓ってロシアの戦争に参戦して兵隊が亡くなっている。家族が自分の子どもが帰ってこないという怒りは今までの金体制の不満とはまた違うもの。2025年の北朝鮮の体制は大きく変わってくる可能性があると話した。萩谷麻衣子は金正恩総書記はトランプ氏が戦争が好きではないことを知っている。強い対応をして関心を向けて、自分と向き合ってもらい、自分の利益も認めてもらうということを考えているのではないか。地理的に北朝鮮に恩恵があるような形でトランプ氏が取引をしてしまうと、日本の国益を損ねる可能性もある。日本の拉致問題の進展が止まったままとなっていることについて、佐々木亮太アナはそのあたりのチャンネルはしっかりと保てているのか心配。家族の方も年を重ねられているなどと話した。