北朝鮮では10日、朝鮮労働党の創立から80年となり、これに合わせて軍事パレードを行う準備が確認されている。中国やロシアなどから要人が訪問していて、北朝鮮としては、アメリカに対し、友好国との結束を誇示するねらいもあるとみらる。北朝鮮のキム・ジョンウン総書記は9月、次世代のICBM=大陸間弾道ミサイルだとする「火星20型」に搭載するエンジンの燃焼実験を視察したほか、「秘密兵器を新たに保有した」と発言している。北朝鮮の正規軍による軍事パレードは朝鮮戦争の休戦70年の2023年7月以来で、専門家からは、新兵器が公開されるのではないかという見方も出ている。