- 出演者
- 遠藤玲子 矢澤剛 竹俣紅 青井実 宮本真綾
高市早苗自民党総裁と、連立与党から離脱する構えを見せている公明党の斉藤代表が会談。さきほど終了した。1時間半ほど行われた。公明党幹部は企業団体献金の規制案を100パーセントのめないのなら離脱すると話していた。公明党の斉藤代表は自民党の高市総裁に連立離脱の方針を伝えた。高市早苗自民党総裁はお願いするしかない状態だった。残ってもらえないかと説得をしたとのこと。高市総裁は自民党本部に戻って、総裁室に入ったという。公明党側からは企業団体献金を政党の本部に絞るという案が出された。しかし、自民党はそれを飲めなかった。会談の中で離脱が伝えられた。26年連立を組んでいた。政策実現に対しWIN-WINの関係を続けてきた。公明党の斉藤代表の記者会見の様子を映す。政治とカネに関する基本姿勢に違いがあったという。国政選挙において国民の不信が払拭されていないのがわかったという。これまでの延長線上では党再生はないという声が党内から上がっていたという。自民党はこれから検討するという不十分なものだった。規制強化の実現を自民党に求めたが極めて残念だった。自民党はすでに決着済みとした。国民への信頼回復はおぼつかない。自民党の不祥事を国民に説明することが難しくなってきた。政治とカネに対する取り組みは公明党の一丁目一番地だ。高市総裁からは一定の改革姿勢が見られたという。しかし、首相指名で高市早苗と書くことはできない。自公連立政権については一旦白紙とする。区切りを付ける。首相指名では斉藤鉄夫と票を投じることになる。なんでも反対の敵方になるわけではない。予算案や法律など、政策ごとに検討する。自民党候補への推薦も行わない。国民福祉の向上のために尽力してきた。協力関係に自民党に感謝する。
公明党が連立政権から離脱することを発表した。連立政権の離脱決断について記者が質問。斉藤代表が回答。今回政治とカネの問題が起こり、衆議院選挙などで与党に対して厳しい国民の審判が下った。それらを真摯に受け止め、政治の信頼回復をどう乗り越えていくか自民党に提案したが、明確な回答がなかった。記者が質問。他の野党の代表の名前を書くつもりはあるか。斉藤代表が回答。首相指名では斉藤鉄夫と書くつもり。記者が質問。企業団体献金の規制強化について具体的に。公明党が回答。今後検討することだが、具体的にどういう案かは示されなかった。記者が質問。自民党がどういう回答をすれば合意出来たのか、萩生田氏が幹事長代行になった事が今回の判断に与えた影響について。斉藤代表が回答。他党の人事については何も影響はしていない。これからはしっかりやると言っていたが、これまでにその姿勢が見えなかったと指摘した。
記者が質問。自民党が26年間積み上げてきたものよりも自分達の体制維持を重視したことについてどのような考えか。斉藤代表が回答。政治とカネの問題に対して国民の信頼を取り戻すために抜本的な改革が必要であるとの考え方に基づいて今回政策協議を行ったが、前進が得られなかったのが残念。西田幹事長が回答。政治とカネの対策に対して連立政権を賭けて決着を迫るほど重視していた。記者が質問。連立離脱は参議院選で敗北した反省も含んでいるのか。斉藤代表が回答。今回の連立協議の根底の考え方は参議院選の総括をベースにおいている。記者が質問。何故、高市総裁になったタイミングでこのような交渉に至ったのか。幹事長が回答。石破政権時代も政治とカネの対策について何度も提案してきたが結果を出せなかった。
記者が質問。政治とカネの問題に対して自民党と協議を継続していく選択肢もあったが、なぜ今日離脱に踏み切られたのか。斉藤代表が回答。政治とカネの規制強化の案については1年以上前から主張してきた。自民党は「検討する」と回答し続け、このような経緯も含めて新総裁として決断が欲しいということを申し上げてきたが、何も進まないとみられたので決断をした。西田幹事長が回答。連立協議が長引くと国民生活に悪い影響を与えることを危惧した。
公明党の斉藤代表の会見。公明党は自公連立離脱を決めた。斉藤代表は参院選敗北後に国民から意見を聞き、自民党の不記載問題について「自民党に代わってお願いするのは疲れた」との声があったことを説明した。
公明党の斉藤代表が、記者会見で質問に答えている。自民党が政治とカネの問題を解決したらふたたび連立するのか。政策実現を実行することについて考えていくという斉藤代表。首相指名が決選投票に進んだ場合はどうするのか。仮定の話なので、答えは控えるという。政策実現について与党と野党では、実現力は異なる。しかし可能性は幅があるという。多党化の時代の中で連立は望ましいのか。安定性、一貫性は保たれてきたという。国の運営に対して効果はあった。公明党独自の提案をすることは、なかなかまとまりにくかった。我慢してきた。枠組みから離れるので、自由に提案ができるようになった。他党と協力をする。連携をして、新しい政治を目指すという。補正予算と選挙協力について。主張が認められれば、補正予算に賛成するという。責任の継続も含めて判断するという。小選挙区については、地元の当組織の方でじっくり党員支持者と話し合うという。重複については本部と話し合う。
公明党が連立政権から離脱する。会見のポイントを振り返る。公明党としては自民党の政治とカネの基本姿勢に意見の相違があったという。公明党の提案について自民党はこれから検討するという不十分な答えだった。自民党の不祥事を地方に説明することに限界がきていたという。総理指名選挙では高市早苗と書くことはできない。斉藤鉄夫と書くことになるという。決選投票のときには、明言しなかった。
公明党が政権から離脱する。公明党としても苦しい決断だったという。与党にいることで政策実現できたものもある。公明党にとってはクリーンな政治が看板だった。高市総裁の体制への不信感がある。基本姿勢で意見の相違があった。離脱を覚悟の上での会談だった。公明党は政策によっては協力し、敵対しないという。公明党は2回の選挙で振るわなかった。組織の弱体化の面はあるだろう。自民党の不祥事の問題で影響を受けた。そこに理念の違う総裁が出てきた。執行部人事で、公明党と話のできる人がいなかった。積み重なって今回の離脱に至った。公明党と協力関係でいくのか、公明党を切り捨てたほうがいいのか。高市総裁は解散総選挙も考える可能性がある。
党首および幹事長による会談は、何かを決める会談ではないと高市総裁がいう。公明党が地方から聞いたこえを伝えることが議題だった。前回の会談で斉藤代表から示された懸念点は、真摯に対応するため党内で作業をすすめた。公明党からは政治資金規正法案について、この場で賛否を決めるよう求められたという。しかし、自民党は党内手続きが必要だ。総裁と幹事長だけで、議員立法まで応えることはできないとこたえたとのこと。来週にも協議を開きたいと伝えた。公明党からは一方的に離脱を伝えられたという。残念な結論だ。総裁が自分でなかったら離脱はなかったのかと公明党に訊いたという。総裁が誰かということではないとのこと。この場で、政治資金規正法案の細部にいたるまでのことを決めることはできない。党内の手続きを踏むことが必要だ。企業団体献金の受けてをどうするか、自分ひとりでは決められない。総理指名選挙で他党から総理が出る可能性は高まった。できる限りのことはしたいと高市総裁がいう。各党との政治資金規正法について合意事項は自民公明立憲が協議した。政治資金監視委員会の設置について個人的にはいいと思うと高市総裁がいう。しかし、手続きを踏まなければならない。法改正などについて意思決定をすることはできない。自民は前向きに取り組むという。政治改革推進本部の国会議員を呼び戻してでも、議論をしていくと公明党に伝えた。しかし、きょうこの場で答えがほしいと言われたとのこと。
公明党連立離脱に関する高市総裁の会見について高田圭太は「公明党が「一方的」にと表現した辺りが公明党に関する不信感とみられる。この後の野党との連立について高市氏は名言を避けていた。」、中村竜太郎は「連立を離脱しても友好的な関係を継続したいと自民党は言っていたが、この会見ではぎくしゃくした感じで懸念されるとみられる。」などと話した。斉藤代表と高市氏の会見での表情について高田圭太は「斉藤さんは最初は固かったけど途中から安堵感があった。高市さんは穏やかに振る舞っているが公明党への不信感が端々に見えた。今後については、短期間の間に総理大臣指名選挙を巡る駆け引きが繰り広げられるとみられる。」などと話した。
公明党が26年間続いた連立政権を離脱した。高市総裁は先程、政治資金の問題について公明党から即断するように求められたと述べた。その表情には厳しさが見られた。高市総裁と斉藤代表の会談は約1時間行われ、斉藤代表は企業団体献金の規制強化を求めたが高市総裁側はこれから検討すると回答し、公明党側はゼロ回答と受け止めた。斉藤代表は会談後、まことに不十分で極めて遺憾だと話している。26年の歴史にピリオドを打った党首2人は最後お互いがんばりましょうと握手を交わしたという。高市総裁は今日会談後に民放番組への出演を3つ予定していたが全てキャンセルとなっている。斉藤代表は選挙協力も白紙としており、公明党支援を受けた自民党議員は次の選挙はかなり厳しくなると語っている。斉藤代表は臨時国会での首相指名選挙で公明党は斉藤代表の名前を書くことを明らかにした。一方で関係者は、こういう時は一気に野党がまとまる可能性がある、連立解消といる26年で初めてのことが起きるくらいだから何が起きてもおかしくないとしている。
立憲民主党、国民民主党、日本維新の会がまとまれば公明党が抜けた自民党の議席を上回る。国民民主党の榛葉幹事長は基本政策の一致がない立憲とは一緒に出来ないと言っているが時限的に立憲が国民民主に寄るなどがあれば高市総裁が首相になれないということも無いとはいえない。
国民民主党の玉木代表は公明党の連立離脱について、「政治とカネの問題について十分な対応が自民党から出てこなかったのが理由だと思う、公明党として大きく政治に対する信頼を揺るがしてきた政治とカネの問題に終止符を打ちたい強い意思の現れだと受け止めた。国民民主党も公明党と一緒に政治資金を監視する第三者機関設置法案を共に提出するなど取り組んできた。そういった決意・覚悟には共感するし国民の信頼回復につながっていないことについて懸念を共有する。特に政治資金の受け手規制については国民民主党と公明党で考えをまとめた経緯もあるのでこれからも共に取り組んでいきたいと話した。
国民民主党の玉木代表の会見。首班指名で高市総裁が選ばれる可能性がますます不透明になったがどう考えるか、また国民民主党はどう対応するかとの質問。玉木代表は、「原則玉木雄一郎と書くという方針に代わりはない」と答えた。野党の統一候補に賛同する考えはないかとの質問には、「内閣総理大臣を務める覚悟はあるが、ありがたいとは思うが長年考え方を整理しきれなかった安全保障についての考え方を立憲民主党の中でもまとめてもらいたい、平和安全法制が違憲だと言っているがトランプ大統領が来たときに向き合うことはできない、安全保障で国民民主党と歩んでもらえるか党内で確認してもらいたい」と答えた。公明党との政策の向き合い方については、「共通する部分はかなり多いと思う、物価高騰対策や政治とカネの問題など合意できるところについては協力したい」と話した。
台風23号により明日以降九州や沖縄で風雨が強まる。日本海には前線に伴う雲があり関東でも広い範囲で雨になる。
- キーワード
- 台風23号
ザ・共通テン!3時間SP、酒のツマミになる話の番組宣伝。
秒速5センチメートルの告知。
- キーワード
- 秒速5センチメートル
自民党高市総裁は、公明党から政治資金規正法の改正に関する公明党案についてこの場で賛否を示すよう求められた、自民党は党内手続きが必要で総裁と幹事長だけでお答えできるものではない、党内に持ち帰って協議をして手続きに則って対応したいと申し上げたと話した。