卓球の競技人口は、ピークの2018年に比べて約7万人減少している。特に深刻なのが中学生で、23年度からの1年間だけでも8000人減っている。そんな卓球界を変える未来のTargetを紹介。東京・新宿区にある大久保スポーツプラザでは、スマホだけで卓球大会を運営している。アプリの「P4match」は誰でも登録が可能で、大会を開催したい人は会場を確保し、参加人数やルールなど必要事項を入力すれば数分で登録が完了する。選手側は参加したい大会を選び参加料を支払うのみ。大会当日には、試合の組み合わせや担当審判を自動で設定。運営側も選手側も楽に参加出る。従来の大会では異なるレベルの選手が闘う為、初心者は負けて楽しめないことが多かったが、P4matchではレーティングによってカテゴリー分けされ、自分のレベルに合った試合に参加出来る。平日も大会を開催することで、普段土日が仕事の人でも参加することが出来る。さらに従来の大会では選手たちが運営本部に結果報告し記録していたが、選手や審判が結果を打ち込み記録することで運営側の負担が激減した。P4matchの収益は初期費用やメンテナンス費用は必要なく、大会参加費からパーセンテージでの利用料となっている。学校同士の交流などは利用料がない。
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