千葉・石川市の市川市動植物園で人工哺育で育てられた生後7か月のニホンザル「パンチ」。親代わりのオラウータンのぬいぐるみと一緒にいる姿が人気になっており、例年の2倍以上の来園者数を記録。海外メディアなどにも取り上げられている。去年7月26日に生まれ、漫画家「モンキー・パンチ」からパンチと名付けられた。母ザルは初産かつ真夏で体力を消耗。園は人工哺育に切り替えるが、数日後に母ザルが様子を気にするようになったため返したが、母乳がでなかったため人工哺育を再開。現在母ザルは我が子への認識が薄れ、コミュニケーションを取るなどの行動は見られない。母親代わりとなったのは飾ってあったオラウータンのぬいぐるみで、共に行動するようになった。過去には2008年に生まれたオトメも育児放棄により人工哺育で育ち、クマのキャラクターのぬいぐるみを母親代わりとして群れに戻った。1歳2カ月ほどでぬいぐるみ離れし、群れにも慣れて現在は4匹の母で孫もいる。当初、パンチはぬいぐるみを持っていたことで仲間から警戒されていたが、今ではぬいぐるみから離れて他のサルに近づく様子などが確認されている。専門家は「毛づくろいが重要な知能的な交渉の一つであり、カギになる。」などと指摘した。
