北朝鮮のキム・ジョンウン総書記は、13日からロシアを訪問している。今日は、ロシア・ウラジオストクを訪問して、軍事施設を相次いで視察した。ロシアとの軍事協力を探ったと見られる。キム・ジョンウン総書記はウラジオストクの郊外で、ロシアのジョイグ国防相から、巡航ミサイルなどについて説明を受けた。さらに、極超音速ミサイルの「キンジャール」や、ロシア海軍の太平洋艦隊も視察した。太平洋艦隊は、戦略核を搭載できる原子力潜水艦や戦闘機などから構成されている。さらに、巡航ミサイル「カリブル」についても説明を受けた。一連の視察は、原子力潜水艦・軍事偵察衛星などを保有しているロシア軍との、軍事協力を探ったと見られる。