ウクライナは、軍事侵攻の影響でパリ五輪に派遣する選手の数が過去最少になると発表した。ウクライナの五輪委員会は10日、パリ大会に選手140人を派遣すると発表した。ロシアによる侵攻の影響で過去最少だとしていて、「500以上のスポーツ施設が被害を受けた」「空襲警報が常に鳴り響くなかでのトレーニングは不可能だ」と訴えている。一方、ロイター通信は10日、「中立な立場の個人資格」で参加が認められるロシアの選手について、五輪に参加するのは十数人だと報じた。ロシア柔道連盟が選手の派遣を拒否するなど、出場辞退も相次いでいる。