取材した吉田麻由記者に話を聞いた。女性たちは男性たちが戦闘で戦っているように自分たちも国のために貢献したいと話し、弱音を吐く人はいなかった。ただ、ロシアの軍事侵攻について聞くと、涙や怒りを抑えきれず口調が感情的になる人も少なくない。全体的にどの業界も人手が足りないが、特に深刻なのがトラック運転手や農業・工事現場など、主に男性が従事してきた仕事。男性が動員される中、家事・育児・親の介護など1人で担っている場合もあり、新たな仕事に就くのは負担が重すぎるとの指摘もある。侵攻が長期化する中、こうした女性たちをウクライナだけでなく、国際社会がどのようにサポートしていくかも問われている。