ウクライナの停戦をめぐってはアメリカとロシ間で首脳会談が近い時期に開かれうるとたトランプ大統領が述べ、あすにも政府高官による会合が開かれることになっている。交渉の場に招かれないウクライナは今…。
ウクライナ・キーウにある独立広場。訪れた人に停戦について聞いてみるが、そんな質問には答えないと言われた。停戦交渉についてウクライナ政府はどう考えているのか?大統領府顧問のミハイロ・ポドリャク氏が先月末、取材に応えた。ゼレンスキー大統領の側近として、政権運営を支えてきたひとり。トランプ大統領とプーチン大統領の会談については何も問題ないと思う、プーチン大統領と個人的に話せば彼が不合理で不適切な人物だと分かるからだと話した。ポドリャク氏はウクライナ東部などロシアに占領された領土を諦めることはないと改めて強調した。軍事侵攻から3年、国民の間では考え方に変化も生まれている。戦闘の長期化で物価が高騰、戦死者は4万6000人にのぼるなど国内で戦争疲れが急速に広がっている。世論調査では、いかなる状況でも領土を放棄すべきではないという声が年々減少し、和平達成のため領土の一部を放棄してもいいという声が過去最高を記録した。停戦の条件として、ウクライナが重きを置くのは安全をどう担保するか。きのうまで開かれていた国際会議でゼレンスキー大統領はヨーロッパ軍の創設を提言した。
ウクライナ・キーウにある独立広場。訪れた人に停戦について聞いてみるが、そんな質問には答えないと言われた。停戦交渉についてウクライナ政府はどう考えているのか?大統領府顧問のミハイロ・ポドリャク氏が先月末、取材に応えた。ゼレンスキー大統領の側近として、政権運営を支えてきたひとり。トランプ大統領とプーチン大統領の会談については何も問題ないと思う、プーチン大統領と個人的に話せば彼が不合理で不適切な人物だと分かるからだと話した。ポドリャク氏はウクライナ東部などロシアに占領された領土を諦めることはないと改めて強調した。軍事侵攻から3年、国民の間では考え方に変化も生まれている。戦闘の長期化で物価が高騰、戦死者は4万6000人にのぼるなど国内で戦争疲れが急速に広がっている。世論調査では、いかなる状況でも領土を放棄すべきではないという声が年々減少し、和平達成のため領土の一部を放棄してもいいという声が過去最高を記録した。停戦の条件として、ウクライナが重きを置くのは安全をどう担保するか。きのうまで開かれていた国際会議でゼレンスキー大統領はヨーロッパ軍の創設を提言した。