アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が電話会談し、ロシアのエネルギーインフラへの攻撃を停止することに合意した。この電話会談の数時間前、ゼレンスキー大統領は「プーチン大統領がウクライナのエネルギー施設への攻撃を止めるように命令したと言ったはずの後でも150機のドローンが飛んできた。エネルギー施設も含めて。すなわちプーチンの言動は一致していない」。ウクライナ北部のスムイではインフラ施設である病院も標的にされ、翌朝には東部で鉄道の電力システムも攻撃を受ける。背景にあるのがアメリカ、ロシアの食い違い。アメリカ側の声明ではエネルギー施設とインフラすべてと書いているが、ロシアはエネルギーインフラ施設としている。発電所や石油施設に限定していると受け取れる。今後、この食い違いが解消されるのだろうか。