ウクライナのゼレンスキー大統領は24日の独立記念日に合わせて演説し、「ウクライナが得る『安全の保証』は非常に強固で今後ウクライナを攻撃しようという発想は誰も持たなくなるだろう」と述べ、欧米各国との協議の進展に自信を見せた。また、ロシアが占領する国土奪還への決意を改めて強調した。24日でロシアによる侵攻から3年半となるが、ロシア軍が新たに東部の2つの集落を掌握したと発表するなどウクライナにとって厳しい戦況が続いている。ゼレンスキー大統領は欧米と協議を進める「安全の保証」の枠組みについて「数日で準備が整う」とする一方、ロシアとの首脳会談についてはメドが立っていない。