ウクライナの地雷探知システムを開発する日本企業の紹介。ウクライナ・キーウ工科大学などと連携し、ドローンに搭載した高精細のカメラ・磁気センサーを使い上空から地雷を見つけるシステムを開発している。ウクライナで実証実験を実施、1mほどの誤差で地雷の位置を探知可能だ。背景にあるのは民間人の地雷被害である。国連によると2022年2月~ことし9月地雷などで466人が死亡、1149人がケガをした。ウクライナでは広範囲に地雷が埋められていて、すべてを取り除くには数十年かかると言われている。さらに探知機を持った作業員がこれまでの方法では地雷が爆発するリスクが有る。この企業ではドローンで安全に短時間で多くの地雷を見つけることを目指す。インターネットが繋がらない場所でも独自の通信環境を作り地雷の位置をスマートフォンなどに共有できるシステムも開発。コグニティブリサーチラボ・苫米地英人CEOは「休戦となっても危なくて誰もいけない。復興もままならない」と話した。きょうのイベントでは、ウクライナ・ハブリリュク国防第1次官が熱心に話を聞いていた。キーウ工科大学・ボロディミル・メリニクさんは「この共同事業は必ず成功する」と話した。日本では1990年代からJICAがカンボジアの地雷除去に協力していて、ノウハウを蓄積してきた。今年7月JICAの関係者などが現地で地雷除去に当たっているウクライナ非常事態庁の担当者らに研修を行った。
