アメリカのトランプ大統領は16日、ロシア産原油などの購入量の上位5か国に最大100%関税を課す権限などを定めた、対ロシア制裁法の実施見送りを表明した。ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSで、「残念な決定が下された」「法律がロシアに本当の圧力をかけ、戦争を終わらせるはずのものだった」「米国の制裁停止や侵略者への圧力の緩和、経済的な利益は、プーチンに攻撃を続けさせることになるだけ」と反発した。トランプ政権は今月、ロシア産ディーゼル燃料のアメリカなどへの供給で合意するなど、ロシアとの取り引きを進めている。
