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「ギンノドフウキンチョウ」 のテレビ露出情報

熱帯にあるコスタリカには多種多様な動植物が暮らしている。限られた場所で生物の数が増えると生存競争が激しくなり進化が起こる。その結果、環境に適応した生き物が増え、さらに生物種を増やすことになる。日本で確認されている鳥の種類は約600種類。その7分の1の面積しかないコスタリカには約900種類の鳥がいるといわれている。
鳥たちが熱帯の森で生き残るための作戦はすみかを分けること。よく日が当たる森上部の林冠には様々な動植物が密集しているが、人気スポットを避けて別の場所で生活する鳥も。林冠層はオオハシなど、中間層にはキツツキ、下層にはハチドリやマイコドリ、地面にはオオホウカンチョウなどが棲み分けているという。
着生植物は植物の表面などに根を張り場所を借りて生きている。熱帯雨林の地面・林床は日光が遮られ一年中暗く涼しい。着生植物は光を求めて他の植物などの上に根を張り、落ち葉や空気中の水分などを栄養に成長する。中でも特殊な生存戦略を持つ木は、着生植物として木の表面で大きくなり気根を何本も垂らして地面につけて太く成長、数も増やして最終的に元の木を覆い、元の木は腐って枯れてしまう。
ナマケモノの毛の中にはガが住んでおり、ガの排泄物が肥料となり藻が繁殖。その藻を食べることでナマケモノは普段の食事からは摂取できない脂肪分を摂取する共生関係ができている。セクロピアは幹の中が空洞になっていてアステカアリはその空洞に巣を作って暮らしている。アリはセクロピアの葉を食べる害虫から木を守り、セクロピアはすむ場所と栄養価の高い分泌物を提供することで共生関係を築いている。

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