アメリカとイランの戦闘終結に向けた覚書に基づく初めての高官協議は22日にかけてスイスで行われ、覚書の履行を関しする「ハイレベル委員会」設置や、ホルムズ海峡の安全航行の確保に向けた連絡体制構築などが合意された。アメリカ・トランプ大統領は22日、ホワイトハウスで記者団に対しホルムズ海峡について“完全に開放されている”と述べた上で、「イランが合意に基づき適切に行動しなければ私はやるべきことをやる」などと述べた。またアメリカの国務省はルビオ国務長官が23~25日の日程でUAE・クウェート・バーレーンの3か国を訪問すると発表。ホルムズ海峡における完全かつ自由で安全な航行を確保するための取り組みなどについて協議する予定だとしている。一方、イラン議会・ガリバフ議長やアラグチ外相は22日、オマーンを訪問しバドル外相と会談したとオマーン外務省が明らかにした。ガリバフ議長はホルムズ海峡の管理に関するイラン側の取り決めを確固たるものにするための連携について、オマーンのハイサム国王とも協議するとしている。双方は駆け引きを活発化させていて、意見の隔たりが埋まるのか不透明な状況。
