中国の上海にある日本料理店の生き残り戦略を取材。中国では日本産水産物の輸入停止措置が以前続いている。現地の日本料理店にとって新鮮な魚をいかに確保するかが大きな課題となっている。中国では経済の減速の影響などで飲食業界の経営環境が厳しくなっている。中国の日本食レストランは6万3,500店と、3年前より約2割減少。取材した日本料理店で人気なのは天然のヒラマサなど鮮魚の刺身。高級魚クエの鍋料理まで提供。かつては約半分が日本産だったが現在は主に中国産で代替。18年経営してきた伊藤敬史は鮮度抜群の魚料理がこだわり。みずから中国各地の港や市場を訪れ、旬の水産物を調達。取材した日には福建省東山島の港、市場を訪れ、天然物のあじを購入。伊藤は、現場に来て宝物を探すのが僕の店の差別化などとコメント。仕入れた魚は市場近くの業者に持ち込み空輸。翌日夜には店で出せる。空輸で最も重要なのは鮮度を保つ下処理。
