豪メルボルンではワカメの繁殖が問題に。豪州ではワカメを食べる習慣がほとんどなく、魚のえさになる在来の海藻も追い出され魚数が減少。原因はバラスト水。大型船舶が航行時にバランスをとるために使う海水のことで、日本の港が組み上げたバラスト水にワカメの胞子が混ざっていて、豪州に放出されたと考えられる。日豪は海の温度などが近いため繁殖するように。定着してしまった今、完全な駆除は難しい。そこで化粧品やサプリメント、調味料として活用されるように。2018年、日本から輸出された自動車に農業害虫のクサギカメムシが付着していて、ニュージーランド政府が検疫でこれを突き返すなどの事例も。