ストリーミング再生1億回超えの楽曲は23曲。いま日本で最も聞かれているアーティストMrs. GREEN APPLE。今年はデビュー10周年イヤー。先月行われた日本アカデミー賞では「主題歌賞」、さらに音楽祭でも4回に輝くなど快進撃が止まらないミセス。その勢いに乗るなか新曲「クスシキ」を先週リリース。ミセスの楽曲はどのように生まれるのか製作の裏側と知られざる苦労を教えてくれた。新曲「クスシキ」はアニメ「薬屋のひとりごと」のOPテーマ。主人公・猫猫が薬学の知識で様々な事件を解決する物語。薬の語源と言われるのが「奇すしき」。病が治ることで神秘的という意味を持つ言葉だが、そこからとったという。そして大森さんは原作から大切なメッセージを受け取ったそうで「作品自身もそうだが、誰かを思うこととか思いやる気持ちで人は生きていると思う。『貴方をまた想う』って言葉ってすごくナチュラルでとてもピュアだけど愚直に思えないし、歌にして歌っていることに意味があると思う。」などと話した。薬屋のひとりごとで描かれるのは思いやる気持ち。実はミセスの数々の楽曲が完成した後ある問題に直面することが多いという。それは演奏の難しさだそう。プライベートで神秘的に感じる時間は?と質問すると藤澤さんは「僕もともと独り言が多いタイプ。独り言って思っていることが口に出るが、無意識のうちにポロッと言葉が出ている。」などと話した。