タイガと呼ばれる広大な針葉樹林地帯の近くにある住人8人の集落。そこに住んでいた3歳のカリーナと愛犬ナイダ。2014年7月29日、母は数日間農場の手伝いをするため出かけた。さらに、この日山火事があり父は消火活動に駆り出され数日間留守になることに。家には祖母がいたが、カリーナはさみしくてナイダと一緒に父親を追いかけてしまった。祖母が帰宅すると家にカリーナはいない。父が連れていったのかと思ったが、山奥にいるため電話はつながらない。こうして、この日家族はバラバラに行動することに。
カリーナとナイダは父を探して森の奥へ進みあたりは暗くなってきた。このあたりは夏でも夜は0℃近くになることもある地域。カリーナとナイダを寄り添って温め合い夜を過ごした。父・母・祖母はカリーナの不在に気づかないまま時間が過ぎていった。カリーナとナイダは野生のオオカミやクマも生息する森をさまよい、家を出て3日目となった。真夏の昼間は暑く、この3日間食料も水分もとっておらずぐったりするカリーナ。すると、ナイダは小川にカリーナを案内し水を飲むことができた。さらに、ナイダは小さな果実を見つけた。4日目、農作業を終えた母が帰宅し、ここで初めてカリーナとナイダの不在が明らかに。父も帰宅して救助隊も派遣され約100人で捜索が行われたが、広大な森のなかカリーナとナイダはなかなか見つからない。有力な情報はなく行方不明から10日が過ぎた。
もう歩くこともできなくなったカリーナ。ナイダは1人で記憶とにおいをたどって家に戻り、救助隊をカリーナの元に導く。
カリーナとナイダは父を探して森の奥へ進みあたりは暗くなってきた。このあたりは夏でも夜は0℃近くになることもある地域。カリーナとナイダを寄り添って温め合い夜を過ごした。父・母・祖母はカリーナの不在に気づかないまま時間が過ぎていった。カリーナとナイダは野生のオオカミやクマも生息する森をさまよい、家を出て3日目となった。真夏の昼間は暑く、この3日間食料も水分もとっておらずぐったりするカリーナ。すると、ナイダは小川にカリーナを案内し水を飲むことができた。さらに、ナイダは小さな果実を見つけた。4日目、農作業を終えた母が帰宅し、ここで初めてカリーナとナイダの不在が明らかに。父も帰宅して救助隊も派遣され約100人で捜索が行われたが、広大な森のなかカリーナとナイダはなかなか見つからない。有力な情報はなく行方不明から10日が過ぎた。
もう歩くこともできなくなったカリーナ。ナイダは1人で記憶とにおいをたどって家に戻り、救助隊をカリーナの元に導く。
