宇都宮市の中心部に出没したクマの捕獲に使われたのは麻酔銃だった。麻酔銃を使うには技術と特別な知識が必要。クマ対策員としても活動する信州大学農学部・泉山茂之特任教授を取材した。麻酔薬の種類や濃度などクマの状態や大きさによって瞬時に判断する知識も求められる。麻酔銃は投薬器を空気圧で飛ばす構造。猟銃と比べると飛距離が劣る。猟銃と比べ全く異なった技術と知識が求められるため、的確に麻酔銃を扱える人材が不足している。泉山特任教授は「猟銃使っている人が麻酔銃を簡単に使えるものではない。麻酔銃の仕組みや利点、欠点も含めて経験を積むことが大事」などと語った。
