“トランプ関税”への報復措置が相次いでいる。カナダのトルドー首相はトランプ政権が決定したカナダからの輸入品に対する25%の関税について、「不当な決定を放置するつもりはない」と表明。報復として4日から即時に日本円で約3兆900億円相当のアメリカからの輸入品に同率の25%の関税を課すと発表した。また、追加関税を20%に引き上げられた中国は、アメリカからの鶏肉や小麦などの農産物に最大15%の関税を10日から課す方針と発表。中国政府は「とことん戦う」と徹底抗戦する構えを見せている。一方、メキシコのシェインバウム大統領も先ほどアメリカからの輸入品に対し報復関税を課すと表明した。