2025年7月14日放送 10:05 - 10:55 NHK総合

キャッチ!世界のトップニュース
ブラジル コーヒーが買えない!

出演者
望月麻美 川口由梨香 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れ、出演者が挨拶した。

(ニュース)
詳しく トランプ大統領 対ロシア 転換か

トランプ大統領は2期目の就任以降、ウクライナ情勢でプーチン大統領への不満をだんだんと強めてきた。トランプ大統領は就任前からプーチン大統領をとても賢いと述べ良い関係を築いていると強調する一方、ゼレンスキー大統領を独裁者と呼び妥協を迫る姿勢を示してきた。しかしロシアはアメリカが求めた30日間の停戦を受け入れず、電話会談でも進展は見られなかった。トランプ大統領は、ピースメーカーにさせようとしないプーチン大統領へのいらだちをもはや隠していない。重大な声明の内容は、CBSテレビはウクライナに新たな資金拠出を検討していると報じている。事実なら大統領就任以来初めてとなる。アメリカ議会ではロシアに追加制裁を課す法案が提出され採決にかけられるかが注目されている。中国やインドがロシアから安価に原油を購入し、ロシア戦闘継続能力を支えている状況を狙い撃ちにする。先週行われたルビオ国務長官とラブロフ外相の会談では、紛争の平和的解決へ取り組むことを確認した。

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トランプ関税 30% EUの対応は

トランプ大統領はEUとメキシコからの輸入品に来月1日から30パーセントの関税を課すと明らかにした。EUは14日に貿易相会議を開き対応を協議することにしている。  

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ワールドEYES
コーナーオープニング

ブラジル現地報告。トランプ大統領による関税措置について、ブラジルには先日50パーセントの関税を課す方針を示した。これにより影響を受けると見られるのがコーヒー。ブラジルのコーヒー消費量は世界2位。コーヒーを巡り様々な異変が起きている。

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ドナルド・ジョン・トランプ
特集 ブラジル現地報告 コーヒーに“異変”

先月末サンパウロの中心部で政府の経済政策に対する抗議集会が開かれていた。長年人々に親しまれてきたコーヒー。いま、その価格が急激に上昇している。1キロ約30レアルだったものがこの1年で65レアルに日本円にして790円から1710円と2倍以上に高騰した。なぜ、これほどまでに急激に価格が上がったのか。理由のひとつが気候変動によるものとみられる異常気象。取材した男性の農園では去年干ばつで雨が長期間降らずに豆が小さくなったことから収穫量が約30%近く減少。さらに森林火災が起き、畑の3分の1に被害が出たという。全国的にも収穫量が当初の見通しから減少したことで市場での価格上昇に繋がった。もうひとつの要因と指摘されているのが海外の輸出。近年中国などアジア諸国で需要が高まり輸出が増加。去年は前年比で30%増え。過去最多の303万トンを記録。在庫が減少したことで国内の価格上昇に繋がった。さらに輸出を後押ししたのが通貨レアルの相場。財政悪化の懸念などから去年1年間でドルに対して約25%も下落。レアル安が加速した。安いコーヒーが求められる中、スーパーなどに出回ったのが偽コーヒー。地元メディアはコーヒーと偽物をかけてcafakeと報じている。コーヒーの豆がらやトウモロコシなどを焙煎したと見られている。健康被害お恐れがあるとして政府が取締を強化する事態にまで発展した。

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コーヒー価格の高騰はブラジルの文化を壊しかねないと懸念の声が広がっている。リオデジャネイロでカフェを経営するヤンセル・ガリンドさん。母が営んでいた書店を改装し2003年に店を開いた。ブラジル各地から厳選した豆を仕入れてこだわりのコーヒーを提供してきたガリンドさん。仕入れ価格は2倍に上がったが、他のコストを抑えることでできるかぎり価格に転嫁しないよう工夫している。しかし、それも限界があるため少しでも早く価格が落ち着くことを願っている。

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リオデジャネイロ(ブラジル)

日本のコンビニなどでも今月コーヒーが値上がりしている。そして、世界最大の生産国であり輸出国でもあるブラジルの動向はコーヒーの国際での価格に大きな影響を与える。先週のトランプ大統領のブラジルに対する方針を受けて下落傾向にあったコーヒーの国際価格は再び上昇に転じた。ニューヨーク・タイムズは「アメリカ国内でブラジルからほかの産地のコーヒーに切替が進む可能性がある」という専門家の見方を伝えている。トランプ関税はコーヒーの価格や世界的な流通に大きな影響を与える可能性がある。気候変動について専門家は「今年は気象条件がいいため、ブラジルの収穫量は改善されるだろう」としている。ただ、国際的な研究機関は「気候変動により栽培に適した土地が2050年には半減する可能性が高い」と指摘している。

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ドナルド・ジョン・トランプニューヨーク・タイムズ
(ニュース)
中国海洋進出 豪で多国間訓練

オーストラリアで19か国が参加する大規模な軍事演習、タリスマン・セイバーが始まった。オーストラリア国防軍司令官は中国が海上から監視しても驚きはしないと述べた。タリスマン・セイバーはオーストラリアの海岸線数千キロメートルにわたって数週間続く。ジョーンズ海軍中将は戦争に備えると述べた。中国への言及は公式にはないが19か国から3万5000人が参加する演習のメッセージは北へ向けて発せられる、それは演習そのものと同等に重要。ボーエル陸軍中将は「これは抑止のため、究極的な目標は戦争が起きないようにすること」などコメント。2年前の演習ではヘリが墜落しオーストラリア兵士4人が死亡する事故がありオーストラリア軍はその後同じヘリコプターを退役させた。しかし、今回はほぼ同じヘリコプター3機がニュージーランドから参加することがわかった。オーストラリア軍の兵士を輸送する可能性がある。

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シンガポール・CNA。オーストラリアは台湾有事の際、オーストラリアの役割強化を求めるアメリカの報告書を受けていかなる紛争にも事前に兵を派遣することはないとしている。コンロイ国防産業相は「オーストラリアは過程の話しはしない。軍の投入はそのときの政権が決定する」と述べた。これに先駆けオーストラリアはアメリカなどと最大規模の軍事演習を開催。軍事演習タリスマン・セイバーには日本、韓国、インドなどを含む19か国から3万人の兵士が参加。3週間の演習はインド洋に浮かぶオーストラリア領クリスマス島から、オーストラリアの東海岸のサンゴ礁まで行われる。

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訪中の豪首相 “台湾の現状変更許さず”

オーストラリアで軍事的な多国間訓練が始まったが、アルバニージー首相は中国を訪問している。最大の貿易相手国である中国と経済関係の強化を図る目的だが、台湾問題に関しては力や威圧による一方的な現状変更を許さない立場を強調した。専門家はオーストラリア政府が外交上の綱渡りをしており、長年のアメリカとの同盟と深まる中国との経済関係との間でのバランスを取ろうとしていると指摘する。

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仏 60億ユーロ以上国防支出増額へ

仏・マクロン大統領はロシアのウクライナ侵攻とヨーロッパへの軽視が目立つトランプ政権の発足で軍事的な脅威が高まっているとして、国防支出を今後2年間で65億ユーロ(1兆1000億円)増額すると表明した。しかし専門家は戦闘機や核兵器などについてフランス軍は多大なノウハウを持つものの、ウクライナで行われているような無人機を多用する攻撃には立ち向かえないと指摘している。またミサイルの脅威やハイブリッド戦争とも呼ばれる情報戦への対応も必要とされている。

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(エンディング)
カバのムーデンちゃんが1歳に

タイ東部の動物園で暮らすコビトカバのムーデンちゃんが10日で1歳となった。動物園では1歳の誕生日を祝うイベントを開き、果物と野菜でできたケーキをプレゼントした。

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