ポリエステルなどを使用している傘は石油を使った日用品。プラスチック容器やラップも石油が使われている。家電・自動車・日用品・医療用品の生みの親といわれるのがナフサ。普段目にすることはないが生活を支える製品の原料となっている。中東情勢の悪化によりナフサの調達に支障が出ている。クラレは液状ゴムなどを値上げ。信越化学工業は塩化ビニル樹脂を値上げ。PSジャパンはポリスチレン樹脂を値上げを決めている。深刻な影響が出ているのがプラスチック。世界3割以上のプラスチックを製造している中国・東莞市では原料が急激に高騰。いまのうちに仕入れようと買い手が殺到している。プラスチック製品を作る町工場は値上げにはなかなか踏み切れないという。中国の日系企業は消費者への影響は将来的に出てくると話した。石油化学工業協会によると、日本国内のプラスチック製品の原料の在庫は3か月半~4か月程度。ナフサを中東地域以外からも調達を拡大するなど安定供給に取り組んでいくとしている。
