日本製鉄は、米国のUSスチール買収を阻止する命令は不当介入だとし、バイデン大統領らを提訴したことを明らかにした。発表によると、今月3日にバイデン大統領が出したUSスチール買収を阻止する命令などについては、違法な政治的介入があったとして、日本製鉄とUSスチールが異議を申し立て、無効を求めて訴訟を提起した。また買収を阻止するために共謀して組織的な違法活動を行ったとして、米国鉄鋼大手のクリーブランドクリフス社の最高経営責任者や全米鉄鋼労組会長らに対して損害賠償を求めている。日鉄は今日午前、橋本会長が会見を開き、提訴について説明する。