千葉・市川市では、市川市在住の人であれば体重などを測るだけでポイントをゲット。飲食店やスーパーなど、市内の店舗で現金の代わりに使うことができる。楽天ポイントやdポイント、PayPayポイントなど大手企業が提供するポイントが広がる中、自治体が取り組む地域独自のポイントが全国に拡大している。市川市が始めたのは、健康ポイント「Aruco」というサービス。スマートフォンでアプリをインストールして二次元コードを表示。バーコードリーダーにかざすと、血圧などを測定するだけでポイントをゲットすることができる。ためたポイントは、市川市のデジタル地域通貨「ICHICO」に交換し1ポイント1円として使うことが可能になる。市川市は地域通貨が使える店を増やし、健康作りなどを通じて地域経済の活性化につなげたいという。神奈川県鎌倉市では、「まちのもったいないマーケット」で不用品をポイント「クルッポ」と交換できる。ためたポイントは現金としては使えないが、このマーケットでリユース品と交換可能。ほかにも、鎌倉市内ではポイントを使ってのみそ作り体験や、飲食店で1品追加してもらうサービスなどもある。