東京国際映画祭の黒澤明賞授賞式が行われ、今回受賞した「国宝」の李相日監督と「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督がが出席した。国宝で主演を務めた吉沢亮がサプライズで登場し、2人に花束を渡した。李監督との撮影を振り返り、吉沢亮は、僕自身よりも僕のことを信じてくれていた、その思いに応えるのが苦しくもあり、幸せでもある撮影現場だったなどと話した。李監督は、吉沢亮を後ろから見ていて、女形の背中ではなくなり、役が抜けていることを確認できてほっとしたなどとし、人間として成長させてくれた関係者にお礼を言いたいなどと話した。
