クロツラヘラサギは嘴を羽に埋めじっとしたまま動かない。寒くなると川では魚の活動が減り狩りをしにくくなる。昼間は中洲で過ごし3日に1度ほどのペースで遠征する生活で厳しい時期を乗り越えている。福岡は他の多くの越冬地より渡りの距離が短くてすみ狩り場があちこちにあり、どこかで食べ物を得ることができる。多々良川の中洲にはごみが流れ着き、毎月清掃活動も行われている。4月、クロツラヘラサギは1日中狩りをして食べ、渡りのために体力をつける。4月下旬頃北の繁殖地へと旅立っていく。
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