アメリカの新興AI企業アンソロピックは22日、新たなAIモデル「クロード・ミュトス」によってソフトウエアの重大なぜい弱性が1万件以上見つかったと発表した。アンソロピックのAIモデル「クロード・ミュトス」はぜい弱性を発見する能力が極めて高い一方、サイバー攻撃に悪用される脅威もあるとして、先月からIT大手や金融機関など約50の企業や組織に限定して提供している。アンソロピックによると、“提供を受けた企業などが、それぞれソフトウエアを検証した結果、ほとんどの企業で数百件ずつ合わせて1万件以上の重大なぜい弱性が見つかった”という。アンソロピックは“ぜい弱性につながるバグの修正にあたって人的な資源の不足が支障になっている”と指摘したうえで、AIモデルの今後の提供について、“アメリカ政府や同盟国政府を含む重要なパートナーと協力し、さらに拡大していく”としている。
