伊東ゆかりさんは芸能生活70年を迎える。伊東さんは「小指の想い出」でスターになった。この曲がセクシーな歌詞だと言われるのが嫌だったそうで、発表当時の20代の頃は自分の歌ではないと思っていた。カメラにセクシーなポーズを求められても応じなかったという。豪華客船の仕事を受けたとき、愛想をよくするよう中尾ミエさんに言い聞かされた。客船のお風呂で友人ができて人と話をするのが苦ではなくなり、下船後は長く付き合っているデザイナーからは明るくなってよくしゃべるようになったと言われた。6歳で歌手になったが、当時は芸名も違っていた。子どもの頃は歌いたくなく、父に反抗ばかりしていたという。浜木綿子さんから譲り受けた洋服があり、ジャズのライブなどで着ている。浜さんからのメッセージを黒柳が読み上げ、これからも元気で歌い続けてくださいなどと綴られていた。