政府は、排出量取引制度への参加を義務づけることなどを盛り込んだ「GX(グリーントランスフォーメーション)推進法」の改正案をきょうの閣議で決定した。二酸化炭素の排出量が年間10万トン以上の企業に対して2027年度から本格運用される予定。排出量が枠を超えても埋め合わせをしなかった企業に対しては、追加の費用負担を求めることなどが盛り込まれている。政府は今の国会での成立を目指している。武藤経済産業大臣は制度について「二酸化炭素の排出削減を進めることが目的だ」と話している。
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