ホテルニュージャパン火災について。1982年2月8日午前3時10分、938号室から煙が出ていた。警備員は非常ベルの鳴らし方を知らず、消火器では火の勢いは収まらなかった。従業員はまともな消防訓練を受けていなかった。火災報知器も作動せず9階フロアはあっという間に煙に包まれた。この時ホテルに宿泊していたのは355人。出火の23分後に通行人から通報があった。
永田町出張所特別救助隊が出動。ホテルはY字型の廊下が重なった複雑な構造で、煙で視界が悪くなると方向感覚を失う。基本となる出場区分で対応できない場合に他の消防隊に出動を要請する第二出場は、年間3000件以上の出場に対して20件前後。火元となった9階は停電しパニック状態。午前3時44分、現場に永田町出張所特別救助隊が到着。902号室に宿泊していた会社員の山本さんの部屋の隣は鉄製の倉庫があった。
永田町出張所特別救助隊が出動。ホテルはY字型の廊下が重なった複雑な構造で、煙で視界が悪くなると方向感覚を失う。基本となる出場区分で対応できない場合に他の消防隊に出動を要請する第二出場は、年間3000件以上の出場に対して20件前後。火元となった9階は停電しパニック状態。午前3時44分、現場に永田町出張所特別救助隊が到着。902号室に宿泊していた会社員の山本さんの部屋の隣は鉄製の倉庫があった。