グーグルは生成AI「Gemini」の最新モデルを発表。処理できる情報量は、従来のおよそ30倍。長い文章を入力して検索しても、回答結果をまとめて表示する。さらに提供を目指すのは、スマートフォンの動画機能を活用した検索。一方、グーグルの最大のライバル、マイクロソフトは、出資するオープンAIのChatGPTの技術を取り込み、オンライン会議での発言の要約などに活用。IT大手のアップルも、スマホの基本ソフトに生成AIの導入を検討していると、米国のメディアが報じている。すでに生成AIの活用は、米国企業の間で広がっている。調査会社「ディマンドサージ」によると、米国の企業ランキング上位500社のうち92%以上がChatGPTを利用。広告映像制作のベンチャー企業は生成AIの活用で制作コストの削減が出来ている。WIREDのウィル・ナイト氏は急速な技術開発で予期せぬ新たなマイナス面が出てくる可能性にも注意すべきだ」とコメントしている。