米国のアップルが最新の「iPhone16」4機種を発表した。最大の特徴は独自の生成AIのシステム「アップルインテリジェンス」の導入。メール内容を要約したり入力した言葉から絵文字を生成したりできるほか、音声アシスタントのSiriの機能を向上させることで言い間違いをしてもやり取りがスムーズに行えるようになるとしている。来月から英語に対応して徐々に機能を拡大し、来年以降、日本語への対応を予定しているという。スマホに生成AIを搭載する動きは各社の間で加速していて、米国のIT大手・グーグルは生成AI「Gemini」をスマホに対応できるようにしたほか、韓国のサムスン電子もAIを搭載した端末を発表している。生成AIを搭載したスマホの登場で買い替え需要を喚起できるのか注目される。