フランス南西部、全長約14km、深さ約40mのグーフル・デ・ヴィタレル洞窟で、7人の探検家が鉄砲水によって洞窟内に閉じ込められた。洞窟内で突然、気圧の変化が起こり川の水位が急激に下がり始めた。彼らは安全な場所へ移動し、残っている食料を分配した。入り口の水が引き、通れるようになった。救助隊はカヤックに乗り洞窟の中を進んだ。7人が避難できそうな大きな空洞を探したがいなかった。この場所は水が天井まできていた。さらに2km先の上流にあるポイントまで進むのは危険なので救助隊は引き返して別のプランを練ることに。救助隊は重機を使って上流にある最後のポイントに穴を開けるという作戦を立てた。掘削作業は夜通し行われた。6日目、再び水位が上がり始めた。