チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世が今日90歳の誕生日を迎えるのを前にした2日に後継者問題に言及し、後継者指名に自分たち以外の干渉を受けないと強調した。チベットでは1951年に中国共産党軍が侵攻して併合され、1959年にはダライ・ラマ14世がインドへの亡命を余儀なくされた。その後ダライ・ラマ14世は世界の指導者たちと対話を重ね、非暴力を貫きながらチベットの解放を訴え続けた。これに対し中国政府はダライ・ラマ14世を分離主義者などと敵視していて、今回の後継者選びでも干渉が警戒されている。
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