黄金マスクはなぜ作られるようになったのか、新発見が昨年1月サッカラで見つかった。4300年前、古王国時代の墓地から未盗掘のミイラが発見された。特別な許可をもらいそのミイラを見せてもらえることになった。案内してもらうのはザヒ・ハワス博士とその孫も同行。地下12mで眠っていたのは、世界最古の金を身にまとったミイラだった。古王国時代の墓は盗掘を避けるため、深い縦穴の先に部屋を作り棺を埋葬することが多い。上り下りには人力の昇降機を使う。幅2.5mほどの石の棺があり、側面には墓の主人の名前が記されていた。