アメリカン・イーグルの広告騒動で深刻な分断の一端が見えてきた。遺伝子を英語では「GENES(ジーンズ)」と発音することから金髪碧眼の白人女性のシドニー・スウィーニーさんが優れたジーンズを持っているとする広告に白人至上主義・優生思想を喚起させるなどの批判が主にSNS上で相次いでいる。コロンビア大学・ダスグプタ博士はSNSに「これは現在の政治的状況の証しであると同時に反移民、反有色人種、優生学を支持する政治的状況に貢献し強化するものである」との批判を投稿。(フォーブス)。トランプ大統領は4日、「共和党員のシドニー・スウィーニーが今一番ホットな広告に出ている。アメリカン・イーグルの広告でジーンズは飛ぶように売れている。シドニー頑張れ!」と広告を称賛するコメントをSNSに投稿。この投稿を受け、アメリカン・イーグルの株価は一時約24%急騰した。(ブルームバーグ)。ジーンズ広告をめぐって、バンス副大統領は「民主党が学んだ教訓はシドニー・スウィーニーを美しいと思う人をナチス呼ばわりして攻撃すること。これで中間選挙も勝てるだろう」とした。複数のアメリカメディアは民主党議員で広告について批判している人はいないと指摘している。アメリカン・イーグルは1日、SNSに「“シドニー・スウィーニーは優れたジーンズを持っている”これは最初から最後までジーンズの話。私たちはジーンズをはくすべての人を祝福していく。素晴らしいジーンズは誰がはいても似合う」と投稿。デーブ・スペクターは「今は多様性やコンプライアンス重視を逆にやり過ぎている面があって、それに対しての反発でCMを擁護する人たちも出てきた」、中野は「炎上させることによってプレゼンスをアピールしたいという意図が見え見え」などとコメントした。
